独自性を活かした運用例

弊社の炭化処理装置のメリットについて活用例をご参照ください。

メリット

  1. 大容量と連続稼働による大量処理が可能であること(1日32t処理が可能となる加熱方式 特許6052649号)
  2. 世界初の車載式で自在な移動設置が可能な運用性(トレーラー方式のため自由に移動可能 特許6711532)
  3. 従来燃料に負けない高性能なバイオ燃料を生成できる(5000㎉超のハイカロリーペレット)

事例1 海洋漂着物、海洋廃棄物への活用

現在の廃棄物は多様です。私たち現代人の生産物は環境下で分解不可なごみを多く生み出しています。洋服から自動車部品、建設資材に至るまで多くのシーンで排出される廃棄物は自然環境を破壊する恐れがあります。

手軽で耐久性が高く、安価に生産できるプラスチック製品。たとえばビニールや発泡スチロールなどの包装梱包材や緩衝材、ケースなどもプラスチック製品であり、これらは使い捨て製品です。

海洋漂着物や海洋廃棄物の多くはこれら使い捨てのプラスチック製品と、金属ゴミなどが混在した状態です。プラスチック製廃棄物と金属ゴミ、木質廃棄物などはそれぞれ適切な廃棄方法が違います。リサイクルライン(再生方法)もそれぞれで異なります。

 つまり、海洋廃棄物においては「分別」工程を必須とする廃棄物であることから、その量の多さも相まって非常に処理が困難な状況です。(世界の海に漂流するプラごみだけで1億5000万tあり、毎年800万tづつ増加していると推察されています)

弊社の炭化処理装置を活用すれば、分別工程を大幅短縮することが可能です。

従来のリサイクルラインはそれぞれ異なりますが、弊社装置であれば一度にそれらをまとめて炭化処理することが可能です。

そのため分別作業が軽減されます。木質などの可燃性廃棄物もプラスチック廃棄物も同様に炭化処理でき、金属ごみは融点以下であるためそのまま排出されます。

海外からの海洋漂着物の多い地域や、東北地方海岸などにおける処理では、現地の最適な場所へ本装置が移動したうえで大容量の処理が可能になります。

海洋漂着物、海洋廃棄物への効果

  •  さまざまな廃棄物を一元的に処理できるため、分別の手間が軽減できる
  •  次々と流れ着く廃棄物を連続的に安定して処理できる
  •  問題だった海洋漂着物を再生燃料へ転換できる

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